コシヒカリとは?
毎日の食事の中で食べるお米。
どんな銘柄のお米を食べていますか?
日本人なら誰もが知っているお米の品種といえば、コシヒカリがあります。
コシヒカリは、今ではお米の中で一番おいしいお米ともいえるくらいの位置をキープし続けていますが、コシヒカリが作られる時に掲げられた目標は、おいしいお米を目指していたのです。
そんなコシヒカリは、今では北海道と沖縄以外の地域で作られるようになり、日本の品種別お米の作付状況は、第1位。2位であるひとめぼれに大差をつけるくらい多くのコシヒカリが作られています。
コシヒカリは、農林22号と農林1号という新潟県で作られた品種を交配して生まれました。
農林22号は、病気に強いという特徴があり、農林1号は、食味に優れており、収量が多いのが特徴。その後、福井県の試験場で引き継がれた後に、越南17号として全国で栽培試験が行われましたが、病気に弱く、稲が倒れやすいなど栽培が難しいことが難点となった一方で、美味しい味のお米を作ることに成功。
農林100号として品種登録され、その品種をコシヒカリと命名。現在に至っています。
コシヒカリという名前の由来は、越の国(北陸)に光輝くをイメージししてつけられ、今ではお米といえばコシヒカリと言われるくらいの品種へと成長しています。